ていねいな暮らし、あきらめました。

丁寧な暮らしに憧れているものの、ちょっと無理。おおざっぱに、しあわせに。

ポリ袋漬けしたいけど結び目固くてほどけない問題を解決した話

先日、発酵料理のワークショップに行ったことをきっかけに

「勝手に食材がおいしくなってくれる調理法」に興味を持ちました。

 

具体的には漬け物とか、塩麹漬けとか、マリネとか、そんな感じのものです。

 さっそく、家にある漬け系の料理本を復習しました。

手持ちの漬け系のレシピは荻野恭子さんの本がお気に入りです。

 

今まで、美味しそうだなとは思いつつ仕込む工程を億劫と感じていたため読むだけで試すことは少なかったのですが。

 

一度ワークショップで気軽さと美味しさを経験したことで、読み直すと意外と簡単そう。経験することで考えは変わるのですね。

 

さっそくレシピ本に載っている「キャベツの塩砂糖漬け」を作りましたが作業時間5分程度でなかなかおいしくできて嬉しくなりました。

 

なお、レシピではキャベツ半個程度で作ってましたが、二人暮らしで食べきれる自信がなかったのでさらにその半量で作りました。 

 

ネットで漬け系のレシピを見るとタッパーやホーロー容器を使っていることが多いですが、この萩野さんのポリ袋漬けは衛生的で洗い物も少ないのでなかなか良い方法だと思います。

 

使い捨てなのでコストはかかりますが1枚数円ですし、手軽においしく自炊できるハードルを下げられるならコスパは悪くないと思っています。

 

ただ、ポリ袋はタッパーに比べ、漬けた食材を取り出しにくいといった難点もありますのでそこは目をつぶるしかないですね・・・

 何度も出し入れするのであればホーロー容器のほうがいいのかも。

 

 

さて、ポリ袋で漬ける方法ですが、洗い物が減る、モミモミできる、保存性ある、ということでかなり良いやり方だと思っています。しかし、1つだけ気になっていることがあって。

 

「袋結んだ後ほどけない問題」 です。

 

例えば

私は土井善晴先生の「洗い米をポリ袋で保存する方法」を平日よく実践しています。

 

晩ごはんの後お米を洗って水気をきってポリ袋に入れ冷蔵庫に入れると、翌朝早だきモードでもふっくらおいしいご飯が炊けるし、何より楽。

朝に白米を炊く係の夫は、米の計量および研ぐ作業が不要に。

 

土井先生の方法では洗い米と水を1対1で量りますが、

炊飯器内釜に記載されている普段より少なめの「カレー用の目盛り」に合わせて水を入れるとちょうど自分好みの硬さになるので、

夫は米と目盛りの水を入れてスイッチを押すだけなのです。

 

この際、家族は炊飯時にはの結び目をほどかずハサミで切ります。密封性を優先したいがために私がかなりきつく結ぶため、手でほどくのは困難なのです。

 

米は袋を使い回すことがないのでそれでいいのですが、漬け物は何度かに分けて食べるのでほどく→結ぶを何回か繰り返すことになります。その度に袋を切って新しい袋に入れるのは、手間的にもコスト的にもよろしくない。

コスパを気にする私としては、同じ袋と最後まで添い遂げたいのです。

 

と言いつつ、ほどきやすさを優先してゆるめに結ぶのは保存性が劣るので嫌。

ということで調べたところ、結び方に関してはこのやり方が今の所一番良さそうです。

henmo.net

 

靴紐結ぶのとかダンボールを紐でまとめる作業がとても苦手なのですが、動画でも紹介してくれているので何度も見て学習し実践。

お水をパンパンに入れた袋で試してみましたが、ひっくり返しても水滴1つ出てきませんでした。

 

やったー。

これでより気楽にポリ袋を利用できる。

 

・・・・・・・と、思ったのですが。

 

 

結論、私は他の方法を採択することにしました。

その方法は「結ばない」方法。

 

理由は2つ。

1、情けないことに私は結び方をなかなか覚えることができない。結ぼうとするたびに動画を見に行かねばならない。

2、袋の先をねじる工程を何度かやっているうちに袋が裂けてしまう。

 

 

そこで、最終的に私は「良いクリップで留める」ことにしました。

これが一番楽で、早くて、ストレスフリーです。

 

クリップは今まで使っていたスーパーや無印良品のクリップは時々爪が折れてしまうので

初期投資としてちょっといいもの買いました。こんな感じです。

 

 

 

このソリューションにしてよかったことは3つ。

1、ゴム留めより圧倒的に作業が早く済む。(留めるだけ。はずすだけ。)

2、水が漏れない。逆さにしても漏れない。(利用するクリップによると思います)

3、漬けた日や賞味期限の管理がしやすい。(袋に直接書けるけど、見にくい)

 

当面これでやってみようとおもいます。