実家の「思い出の味」はできる限り継承したい
私は料理をする際、
ファンである料理研究家さんたちのレシピを参考にさせていただくことがほとんどです。
この方々を私は心の中で「料理の刺客」と呼び、尊敬しています。
何か食べたい料理、マスターしたい料理が出てきたら「料理名 その人の名前」でまずはウェブ検索しています。書籍も購入します。
ただ、それとは別に
家でしか食べられない料理もあります。
そのような料理は
作り手である家族から継承しない限り再現は不可能です。
料理研究家のレシピは欲しい時に手に入りますが、
こればかりは作り手から直接聞かないと
永久に再現できないものです。
実家にいた時は料理をするのがあまり好きではなかったので
直接レシピを聞くタイミングはありませんでした。が、
自立してからは帰省のたびに
「あれおいしかったんだよね、作り方教えて欲しいな」と
作り方を聞いて
家に帰って作っています。
(ちなみに、実家にいた頃に料理が好きでなかった理由は、実家のキッチンが汚いからです。)
最近はセロリとチキンのサンドイッチを作りました。
20年以上ぶりに口にして「あ〜これこれ」と懐かしい気持ちになりました。
嬉しいことに家人にもおいしいと言ってもらえました。
パンの形がユニークですが、これは親のレシピではなく
私がホームベーカリーで焼いて変な形になっただけです。
これからもちょくちょく実家の味を引き継いで
自分なりの家庭の味を確立していきたいと思います。