ていねいな暮らし、あきらめました。

丁寧な暮らしに憧れているものの、ちょっと無理。おおざっぱに、しあわせに。

大失敗の手作りピザを食した休日

我が家はみなピザが好きなので、たまにピザ生地のレシピを探しては試しているのですが、ある日大変な失敗作を生んでしまいました。

 

まず、生地。レシピはネットで拾ったものです。何度かその料理研究家さんのレシピは試したことがあり、おいしかったので大丈夫だと判断しました。今回のピザ生地は発酵なしで焼けるとうたっているもので、薄力粉とベーキングパウダー、塩、油、水で作ります。分量は忠実に守りましたが練る工程はホームベーカリーに任せました。

 

次にソース。2種類食べたかったので冷凍庫に作り置きしていたトマトソース、そしてマヨネーズをチョイスしました。

 

そして具。まいたけ、しいたけ、レンチンの温泉卵、スーパーの惣菜の焼き鳥、レンチンじゃがいも、作り置きの玉ねぎマヨを用意しました。

あとは生地をのばして、ソースを塗って、具をのせてチーズをまぶし、オーブンで焼きます。我が家はシャープのヘルシオで焼いていますので、ピザのメニューを選択してスイッチオンしたら終わり。

 

 

・・・・と、こう書くと至って問題ない普通のピザができそうなものですが、そうはいきませんでした。

 

失敗ポイントは細々あるのですが・・・

  • 生地は薄力粉で作るべきではなかったです。クッキーのようなサクサクの食感。これはピザというよりクッキー?タルト?何でしょう。塩気のある菓子を食べている感覚。ナポリピザのようなモチモチが食べたかった私たちとしては、非常に残念でした。クリスピーが好きな人にはいいかもしれません。

 

  • ソースは惜しみなく塗るべきでした。塩辛くなるのが嫌だったので生地の表面をなぞる程度に塗ったところ、トマトの旨味もマヨのコクも感じませんでした。

 

  • 具、特に焼き鳥はチーズでしっかり覆うべきでした。チーズがあまり被っていない箇所は焦げてしまいました。そしてチーズが少なかったので伸びなかった。

 

  • 調理工程。これは私のミス。ヘルシオのピザメニューで焼くときはまず予熱から始まり、この時点では天板を入れて庫内を温めてからピザを入れて加熱するという手順でした。しかしピザ作りでテンションが上がりに上がっていた私はヘルシオの表示を気にとめることなく予熱の時点でピザごと入れてしまったのです。その結果、表面はしっかり加熱されているのに生地は生焼け。

 

生焼けでぐにゃぐにゃとカリカリが共存した味のないピザ。知らずに一口齧った時の気持ち悪さたるや、です。生焼けに気づいて再度オーブンに入れました。しかしなかなか生地は焼けず具はどんどんチリチリになり仕上げに落とした温泉卵もカピカピに。ここまでの失敗、したくてもなかなかできないものです。

 

でも、私たちはピザが好きなので諦めません。失敗点はわかっているので、あとは対策して改善するのみです。

 

いっそのこと宅配ピザや冷凍ピザで落ち着くのも手ですが、宅配ピザは私たちが好きな系統と少し違う(アメリカンテイスト?)し何より割高なので最近は食べていません。冷凍ピザはおいしいものもあるのですが小さい割に高いので、これまた食べていません。

 

おうちピザ、諦めませんよ!