ていねいな暮らし、あきらめました。

丁寧な暮らしに憧れているものの、ちょっと無理。おおざっぱに、しあわせに。

家にいる時間が増えたのでじっくり家計を見直すことにしました

私は数年ほど家計簿アプリで家計を管理しています。マネーフォワードというサービスを使っています。おそらく家計簿サービスの中では大手かと思います。

 

マネーフォワード、手入力せずとも事前にクレジットカード、電子マネーや銀行口座を登録しておくと収入・支出・投資した資産の動きなどお金の流れを一元管理してくれるのです。自分で入力しなければならないのは現金で支払った時や、たまに見直して仕分け先の費用項目を変えることくらいです。(たとえば、マンガを買っても書籍とみなされ「娯楽費」でなく「教育費」として仕分けされていることがある)

 

私はちょっと潔癖症な側面があり現金に触るのが苦手。日常の支払いはだいたい電子決済かクレジットカードで済ませます。ですので、マネーフォワードに登録さえしておけばほとんど手間なく家計簿がコツコツ記録されていくわけです。

 

しかし、弱点もあります。

例えばスーパーで買い物してクレジットカードで決済した場合、その総額が家計簿に反映されるわけですが、1回の買い物単位で仕分けられるので日用品と食べ物を一緒に買った場合、どちらかの費用項目に寄せられてしまうのです。

食費の支出として反映されているデータにはいくらかの日用品が含まれており、その逆が日用品費でも起こっているため、実質いくら食費、日用品に使っているのか分かりにくいわけです。

 

この問題を解消するため、スーパーでは食料品しか買わず日用品はドラッグストアやAmazonで統一しようか・・・とも考えたのですが、やっぱりちょっとしたものならスーパーで一緒に購入した方が早いシーンだってしょっちゅうあるわけです。その自由度を家計簿のために狭めるのは何か違うな、と。

 

あと、これはマネーフォワードに関わらず家計簿の「あるある」だと思うのですが記録されていることに満足してロクに収支を見返すことがない。たまに気が向いた時に見て「結構使っているなあ」とか「給料がちゃんと入っているなあ」とかぼんやり思う程度で、そこからのアクションに繋がらない。「もうすぐクレジットカードの支払いだ、お金を移しておかないと」程度でしょうか。

  

まあ、自分の総資産が今どの程度あるのかだとか、クレジットカードの請求額を複数社一度に確認するのは非常に便利で、もともとそのような利用目的で始めたようなものですが、せっかく家計簿をつけているなら節約に活かしてあわよくばお金を増やしたいわけです。

 

・・・と、そういったことをぼーっと考えていたときに目にとまったWEB記事がありました。

www.o-uccino.jp

 

自動化・効率化できるこの時代にあえての「手書き家計簿」。
毎日1時間以上かけて都会に出て遅くまで働いていた会社員時代なら絶対にやっていないのですが、育児でサラリーマンを一時退き家から出るタイミングもお金を使うタイミングも減った今なら試せるかもしれない。それにこれからは収入が減って子どもへの費用が増えるのでなおさら、今やるべきだなと。

 

そこで、ここ数ヶ月外に出る機会が減りお金の動きがさほど活発でなくなったこのタイミングで、自分が1ヶ月いくら何に支出しているのか明確に可視化してみようと試みました。

 

ちなみに、我が家がお金の管理を適当にやっていても余裕で暮らせるほど裕福な家庭だとか、そういう訳ではありません。

我が家は各人で完全に財布を分けておりそれぞれ費用を分担しています。一例だと私は食費と日用消耗品と貯蓄担当。家人は家賃、光熱費、通信費などの固定費担当。それぞれの収入と支出バランスに応じて毎年分担を見直し、といった感じです。

自分の担当は責任をもって負担し、余った分は自分の好きに使うというスタイルなので私が自分の担当部分をだらしなく管理していれば、その分自分が好きなことにお金を使えない、寂しい日々を送るというだけの話です。

 

さて、家計簿の話に戻って。

Amazonなどで家計簿ノートを購入しようかとも考えたのですが、自分のこれまでの傾向からおそらく浪費になるだろうと考え、まずは1ヶ月、家にあった普通のノートで記録することにしました。

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あまり細かくルールを設けると嫌になってしまうので、まずはシンプルに支出した日付、商品名、金額、費用項目、購入店だけを見るようにしました。

 

月末、どのような結果になるか楽しみです。あわよくば勝手に支出が減っていると良いのですが。またご報告したいと思います。