きれいなサンドイッチ作りに四苦八苦
最近「ハッピーサンドイッチカフェ」というスマホゲームが好きで、寝る前のささやかなお楽しみになっています。いろんな具材の組み合わせで老若男女に受けるサンドイッチを開発し販売するゲームなのですが、シンプルながらやり込んでしまいます。
さて、普段からサンドイッチは好きなのですが私が作るとどうも不細工になってしまうのと、やはり焼くだけのトーストの方が手軽なのであまり食卓にあがることはありませんでした。
しかし、先日コウケンテツさんが公式YouTubeでサンドイッチを作っている様子を拝見したところ、ユニークな作り方をされており試してみたくなりました。
動画はこちら。
【ほぼ10分】料理研究家コウケンテツの日常 家族の朝食 なめらかたまごサンドとツナマヨサンドを黙々と作ってみた(Vlog モーニングルーティン)
サンドイッチはパンと具材を「挟む」ものというイメージが自分の中で当たり前だったので今まで考えもしなかったのですが、コウケンテツさんのサンドイッチは具材をパンの中に「詰めて」いるのです。
私のサンドイッチが不細工な理由はだいたい具材がはみ出る、切った時にバラバラになるのが原因なので、この詰めるやり方ならうまくできるかも・・・と挑戦してみました。
で、できたのがこちら。
何か違う・・・内股気味のサンドイッチができてしまいました。よく見ると頭の方が裂けています。具材を入れるポケットを切っている内にだんだん包丁の刃が上に上にとズレてしまい、最終的に破れてしまったのです。そこで、次回はまな板と平行に切ることを心がけることにしました。
翌日がこちら。
さ、裂けている。頭がまた裂けてしまいました。私の癖でしょうか、途中でどんどん刃が上にずれているようです。次回はもっと注意して、切る際は目線を包丁の高さまで下ろして注意深く切ることにしました。あと、真ん中に具を詰めすぎる癖もあるようなので、満遍なく詰めることを意識しました。
翌日がこちら。
裂けているどころか、切れている。
3回目だしもう大丈夫だろうと動画を見ずに作ったら、耳を切り落としてしまいました。切り落としていなかったら成功だったかもしれません。
3日連続で挑戦し続けたところで少し休憩。買ってきた4枚切りのパンがなくなってしまったのと、他のレシピサイトで見たきゅうりのサンドイッチを試したくなったので、数日またいでリフレッシュ。次は8枚切りの食パンで再度「挟む」サンドイッチを作ることにしました。
できたのがこちら。
おお、なかなかいい感じです。なんだ、詰めなくてもいいじゃないか・・・
今まで挟むサンドイッチを作っていた時は具がはみ出たりバラバラになりがちだったのですが、具を満遍なく広げ、水気を硬く絞ったキッチンペーパーで包んで少しの間置き、力を入れず静かに切るとうまくいきました。
では詰めるサンドイッチの練習は無意味だったのかというとそういう訳ではありません。たった3度ではありますが、どのように具を入れるとどんな仕上がりになるのか、ぱさついたパンはどうすればしっとりするのか、どのように切るとパンが凹まずキレイに切れるか・・・などあーだこーだ考えながら作っていたことを活かした結果だと思います。思いたい。
ただ、やはり食べやすさは「詰める」サンドイッチの方が少し上だと感じました。きゅうりのサンドイッチ、一口食べて具がボトッと足に落ちてしまったのです。子どもが一緒に食べるような年頃になったら、詰めてあげたほうが上手に食べられるかもしれません。
作らないとまたすぐ下手になりそうなので、余裕がある朝は続けてみようと思います。