コレステロール値を気にする私の常備菜、きのこペースト
夫婦ともに総コレステロール値が高いことが判明してから、今までより一層意識した献立を考えるようになりました。
しかし、極端な食事制限や偏った食材選びをするのは苦手。なんども試したけど続かないし体調を悪くして挫折してばかりだったのです。ですので、いつもの食事に少し「プラス」するか「マイナス」することにしました。
「プラス」は、コレステロール値の上昇を抑える成分が入った食材を加える対策。「マイナス」は、コレステロール値を上げる原因となる成分が入った食材を減らす対策。
食べ物は医薬品ではないし直接的な効果を計りにくいですが、明らかに食べ過ぎてはいけないものを減らし相対的に体にいいものを取り入れる量を増やせば、ある程度は正常化に近づけるのではないか、という目論見です。
今回は「プラス」対策の話。
コレステロール対策を始める前から気に入っている常備菜「きのこペースト」です。主な具材はきのこだけだから、とってもヘルシー。食物繊維たっぷり。
きのこペースト(以下、きのペ)との出会いはTwitter。私が日頃からホットクックのレシピを参考にしているホットクック黒さん(@Blackhotcook)のツイートでした。
レシピはnoteで公開されています。他にもホットクックの活用レシピをたくさん公開されているので、お持ちの方やこれから購入を検討されている方はとても参考になると思います。
元ネタはイタリア料理の巨匠・落合務さんのレシピ。下にリンクされているアレンジレシピもとても参考になりました。
私、もともと常備菜は苦手。
基本的に料理はできたてが一番おいしいと思っているし、ずっと冷蔵庫にあると「早く使わねば・・・」とちょっと脅威に感じてしまうのです。
しかしこのきのこペーストは大変気に入っており、すでに5回ほど繰り返し作っています。気に入っている理由はいくつかあるのですが
・おいしい
まあ結局はこれに尽きます。身体によくても保存がきいてもおいしくなければ続けられない。きのこの濃ゆい味わいが大好きなので、これは大ヒットでした。1歳児の子どもにも大受けで、きのペを絡めたマカロニやごはんが大好きです。大きなきのこはまだ噛み切れませんがペースト状なら大丈夫。そこまで凝った調理をしなくとも喜んでもらえるのは嬉しいものです。
・味付けがシンプル
甘かったり酸っぱかったりすると他の料理への展開や他のおかずとのバランスを考えてしまうのですが、シンプルに塩なので色んな料理に合わせやすい。私は元のレシピから少しアレンジし油脂はオリーブオイルのみ(コレステロールを意識してバターは控えたい)、にんにくは抜くことが多いです。
・材料が手に入りやすい
きのこはどこにでも一年中売られているので気負わずとも気軽に作れます。きのこの組み合わせも自在なので、その場で安いものを数種類混ぜています。特に失敗したことはないですが、舞茸が入るとよりおいしい気がします。なめこは試したことありませんが難しいかもしれません。
・調理が楽
基本的にはホットクックにお任せなので、材料さえ揃っていれば思い立った時にすぐ作れます。石づきがカットされているきのこを選べば包丁も使いません。あと、私は生のきのこをフードプロセッサーにかけてからホットクックで加熱しています。その方が洗い物が楽だし、作業はなるべく同じタイミングに寄せたいためです。(同じ調理でも作業1→ほっとく→作業2より作業1→作業2→ほっとくの方が楽に感じる)
きのペの使い方はSNSで調べるとたくさん出てきますが、私が特に好きな使い方は以下のとおり。
・焼いた肉や魚にそのまま添える
・パスタに絡める(オイルベース、クリームベース)
・サラダにかける
・味噌汁に入れる
・オムレツに入れる
本当はもっと色々試してみたいのですが結局これらの食べ方でなくなってしまいます。
ものぐさなので、多めに作って半分はタッパーに入れて冷蔵庫、もう半分は真空パック機でパッキングし冷凍保存しています。ちょっとしたお守りです。
気軽に旨味も栄養も取れるきのこペースト、おすすめです。おいしい活用法を見つけることができたらまた記事にしたいと思います。