細川亜衣さんの「きのこ納豆鍋」。とにかく白米が進みます
我が家はクリスマスあたりからどこかふわふわとお祭りムード。
正月をとうに過ぎてもダラダラとごちそうや脂っこいものや外食のテイクアウトなどを食べてきましたが、すでに内心は「脂質・・・塩分・・・コレステロール・・・」とそわそわと焦りを感じています。
というわけで一度リセットしようとヘルシーメニューを探したところ、ありました。細川亜衣さんの「きのこ納豆鍋」。
主な具材はきのこ、納豆、香味野菜、こんにゃく、豆腐など。ローカロリー・ローコレステロールな食材がほとんど。味付けも酒と塩なのでこれはすっきりお腹を掃除してくれるんじゃないか、ついでに不摂生への罪悪感も打ち消してくれるんじゃないか、などと考えながら作りました。
参考情報はdancyu(ダンチュウ)2021年1月号。「おいしいレシピ100」ということで過去の掲載レシピからピックアップされたダイジェスト号です。
私が購読したのは上記のものですが、このレシピは過去の鍋特集に掲載されていたものですので、同じdancyuの2018年11月号でもご覧いただけるようです。素敵な表紙だなあ。
ということで、レシピを参考にできたのはこちら。
ちなみに今回は小さな子どもと食べる都合上、こんにゃくは省きかわりに鳥ひき肉を匙でちぎって入れています。
これがもう、驚くほどうまい!!
作っている時からすごく良い匂いがしたので期待はしていましたが、きのこと納豆の旨味、香味野菜の香り、とろっとした豆腐、ものすごくおいしい・・・
この味、どこかで食べたことある。
そうだ、スタミナ納豆だ。
過去にケンミンショーで見た鳥取県の食べ物で、鶏肉・ひきわり納豆・香味野菜と一緒に炒めたもの。給食のメニューでおなじみと聞いた記憶があります。これがおいしそうで当時真似して作ったのですが、その味に似ています。たしかに材料も被っています。でもきのこや酒が入っているおかげか、味はさらに複雑です。
今回、我が家の都合でこんにゃくを入れていないのと鳥ひき肉は150gしか入れていないので、具がごろごろ入った鍋というより汁物に近い仕上がりとなりました。これだけだと物足りないので白米を追加で用意。これがすごく合う。食べ過ぎてしまう。
子どもは誰も教えていないのに汁かけごはんにして食べていました。分かっているんだね。黙り込んで一生懸命食べていました。
課題は塩の量。レシピには適量としか書いていませんでした。おいしくなるポイントとして「しっかり塩をきかせる」、と書いてあったので思い切って小さじ2くらい入れたのですが、さすがに少し塩辛かった。次は減らそう。
子どもには冷ますためと薄味にするために具材に水を加えてから与えているので大丈夫だと思いますが、締めでスープをガブガブ飲むならお湯か豆乳で調整したほうが良さそうです。
あと、カロリーコントロールのために作った割にはとても白米が進んでしまいますので、強めの自制心が必要。他にも冷凍うどんや餅が合うと思われます。
しかしこの鍋、子どもにも大人にも大受けで嬉しくなりました。私自身、翌日朝の締めが待ち遠しい。我が家の定番鍋の1つに決定です。