ていねいな暮らし、あきらめました。

丁寧な暮らしに憧れているものの、ちょっと無理。おおざっぱに、しあわせに。

スーパーに駆け込む前に冷蔵庫の中身を棚卸ししたら冷静になれました

首都圏をはじめ各地で不要不急の外出自粛が求められた週末。スーパーは駆け込んだ人で溢れかえり店の棚は空っぽ、とニュースで見たときは思わず心が不安に包まれました。

主に米を買うときに利用しているオイシックスですら「注文が殺到しておりイレギュラーな事態が云々」とメールが来る状況。

 

普段あまり買いだめや作り置きをしない我が家。スーパーに行っておこうかしら?と考えましたが人混みの中に行くのは逆にリスキーだしそこまで身構えなくて良いかもしれない。と、一呼吸。

 

土曜日の朝、まずは今にあるもので何ができるかハッキリ可視化させようと、キッチンの掃除がてら家中の食べ物を出してみました。

 

するとまあ出るわ出るわ。普段買い置きしているつもりなど全くないのに。冷蔵庫からも棚からもたくさんの食べ物。幸い「こんなのあったっけ?」と首をかしげるような見覚えのないものや腐敗が進んでいるものはなくてホッとしました。

 

まずは冷凍庫とメインの冷蔵庫。冷凍庫には鯵開き、コロッケ、餃子、ポテト、スープなど加熱すれば食べられる系のものや、子どもの離乳食用の魚。汁物用に常備している油揚げとベーコン。作ったおやつの残りなど。冷蔵庫はチーズと卵、天かすくらいしかありませんでした。

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次に野菜室。使いかけの野菜がほとんど。にんじん、にら、アボカド、かぶ、キャベツなど。大きなじゃがいもがやけに目立ちます。野菜はスープやオーブン焼きで一度にたくさん食べてしまうので回転が速い。まあ2日くらいなら大丈夫でしょう。

ちなみにビニール袋はアイラップを使っています。洗った野菜にキッチンペーパーを巻いてアイラップに入れておけばそのままより長持ちするし取り出してすぐ使えるのです。半透明なので中身がパッと分からないのは課題。

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そして乾物を入れる棚。意外とここは少なかったです。鯖缶、ツナ缶、コーン缶、海苔、大豆。少しばかりのレトルト食品。あとはスパゲティとマカロニ、米、雑穀など。

なお大豆は手軽にタンパク質と鉄分が取れるからと昨年大袋を買ったものの使い道がみつからず困っています。

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これだけあれば大人2人と赤子1人、2日は余裕で過ごせそうです。まあ、出来上がるものはいつもより栄養バランスが良くないでしょうし、少しちぐはぐした料理ができあがる可能性はあります。でも、まず生き延びるには十二分でしょう。

 

ついでに賞味期限切れの食材も少しだけあったので処分しました。黒ごま、カニカマ、刻み海苔。どれももっと賞味期限が長いだろうと油断していたものばかりでした。特にごまは期限切れから半年ほど経っていました。

 

空になった冷蔵庫と棚をきれいに拭いたら、最後に整理して戻します。

 

これまでは「乾物」「調味料」など食材のカテゴリで分けていましたが、中には使うシーンが固定のものもありますので、そういうものは「サラダ」とか「ご飯のおとも」といったシーン別にカゴに入れて収納し直しました。「サラダ」のカゴにはクルトン、ナッツ、サラミなど。「ご飯のおとも」のカゴには海苔、鰹節、ごま塩など。

 

これで冷蔵庫はピカピカ、棚もスッキリ、食材があると分かって気持ちも安心。なかなか重い腰が上がらないキッチンの整理整頓ですが、こういう時こそ機会かもしれませんね。

 

賢い冷蔵庫: ラクするためのおいしい下ごしらえ

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