まずは空腹を喜ぼうという話
ダイエットを始める前の食習慣は、とにかく空腹になると集中力が落ちる、イライラする、人前でお腹が鳴らないか気になるなどの理由から、ちょこちょこと一日中間食していました。
時間がある日は夫と喫茶店でケーキセットを週1程度で食べていましたし、金曜の夜は毎週ポテトチップスとコーラで乾杯していました。ちなみに子供の頃は毎日1人でポテトチップスを一袋食べていました。
ダイエットを始めてからはごほうびのケーキやポテトチップス、コーラは控えるようになりました。
しかし、仕事場で差し入れやお土産をよくいただくということや、仕事のパフォーマンスに障るということを口実に、やはり朝と昼に間食をしていました。よく食べていたのはお菓子のほか、モデルやダイエッターが間食に好んで選ぶといわれているナッツ、ビターチョコ、ドライフルーツです。あとカフェラテ。
食事制限で毎食の食事量を見直していたので、なおさら空腹感が強かったのです。
そのような習慣のおかげか、頑張って食事制限や運動をしている割に体重がなかなか減らずストレスを感じる日々が3、4ヶ月ほど続いていました。たまに昼食をサラダと小さいおにぎりのみにするとガクンと下がるのですが、そんな日は侘しい気持ちが強くありました。
そのような食生活を変えるきっかけとなった情報が2つありました。
一つはダイエット外来をおこなっている医療機関のコラムです。
https://www.tsutsumiclinic.com/diet.html
自分のダイエットがうまくいかない原因にドンピシャに刺さった内容でした。この記事を読んでから積極的に間食を我慢し、お腹が空いてきたら「何か食べなきゃもたないぞ」ではなく「脂肪燃焼チャンスタイムがきたぞ」と喜ぶように自身のマインドセットをしました。
もう一つはダイエット指導のプロである加藤こうきさんという方のTwitterです。
「ごはんを我慢してお菓子を食べるのはダメ。お菓子を我慢してしっかりご飯を食べる。」
というメッセージを頻繁に発信してくださっています。
まさに今の自分に必要な内容でした。
これらの情報をきっかけに三食は栄養バランスを考えつつ満足いく量を食べ、お菓子はかなり減らしました。家にある菓子は炒り豆、いりこ、ドライフルーツ、ナッツといった、家族が食べる最低限のおやつ以外は破棄しました。
かなり、ということは100%カットではありません。
もともとスナック菓子も和菓子も洋菓子も大好きなので、どうしても食べたいときは早めの時間帯に食べています。先日はいただきものの和菓子を朝ごはんにしました。
仕事で達成感があった週の金曜は好きなお菓子を1つコンビニで買って帰ることもあります。でも子供を寝かしつけている間に寝落ちして結局食べられなかったり、せっかくダイエットの成果が出ているのに菓子を食べて肥えるのはもったいないと自制心が働いて食べないこともあります。
あとは、お土産や差し入れは日持ちするものならば頂戴してすぐ食べるのでなく、まずは引き出しの中にストックします。
会議の時にお腹が鳴るのが恥ずかしいので、どうしても空腹な時は会議が始まる直前に、それらをちょこっと食べています。
また毎日の習慣だったカフェラテは牛乳や砂糖が太る元なので、コンビニやカフェで出てくるものを飲む時は砂糖を入れず、毎日なんとなくルーティンとして飲む、ということをやめました。本当に飲みたい時だけ、気付け剤として楽しんでいます。
家で飲む時も量を今までより減らし、飲むとしたら午前中か午後早い時間。牛乳は低脂肪乳に変えました。あっさりしていますが、飲みたい欲は十分満たされています。
たまにお菓子は食べるけど、時間帯、頻度、量に気をつけている、という感じです。
そのような食事を続けていると、普段の3食でたまにハイカロリーなものを食べても体重があまり増えなくなりました。嬉しい限りです。