ていねいな暮らし、あきらめました。

丁寧な暮らしに憧れているものの、ちょっと無理。おおざっぱに、しあわせに。

初体験の全粒粉スパゲティ。リピートは厳しい。

我が家は昼食にパスタを食べることが多いのですが、ある時経済評論家・勝間和代さんの著書を読んで「全粒粉パスタ」に興味を抱きました。

 

全粒粉を使ったパンやケーキなどの食べ物、数年前に話題になった際ミーハーな私も食べたことがあります。どれもなんというか素朴というか、滋味深いというか、独特の胚芽の香りとボソボソした食感。健康のためとはいえ、普段食べているパンやケーキの代替として取り入れるのはちょっと難しいなと思った記憶があります。これを我慢して食べるくらいなら、野菜とか果物の比率を上げてパンやケーキを食べる頻度や量を減らせばいいのでは?と。

 

しかしながら、勝間和代さんのロジカル家事、とりわけロジカル料理には過去の著書からも大変影響を受けてきましたので、この全粒粉パスタも食わず嫌いせずに食べてみようかなと試した次第です。

 

スーパーのパスタコーナーにいくと一種類だけありました、全粒粉スパゲティ。アルチェネロの商品です。

 

で、早速試してみようと思ったのですが家族との食事で失敗したくなかったので一人のランチを見計らって作りました。私の食指がなかなか動かず、結局食べきるのに6ヶ月以上もかかってしまいました。

 

まずは納豆スパゲティ。パスタの素朴な風味と醤油みりん系の味が合うかなと思い。

いやあ、なんとも地味なビジュアル。一面茶色ですね。

で、実食。 f:id:tsumatsumatsuma:20200713180349j:image

結論、まずくはないです。スパゲティと日本そばを足して2で割ったようなイメージ。ちょっとボソボソしている。全粒粉パンで経験したことのある独特の胚芽っぽい香りもご健在であられます。これ、家族は苦手だろうな。一人で食べてよかった。

 

次はレトルトのミートソース。
これまた茶色なビジュアル。ソースとパスタの一体感があまり感じられません。「ミートソーススパゲティ」というよりも「ソースとスパゲティ」という感じです。歯ごたえ、風味共に全粒粉スパゲティの主張が強い気がします。

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最後はおかひじきのにんにく醤油スパゲティ。

ガシガシしてあまりおいしくなかったおかひじきをパスタと一緒に炒め、にんにく醤油で味付けしたもの。粉チーズを仕上げにパラパラと。

これまでで1番おいしくいただけました。茹でてそのまま食べるよりも炒めつけて香ばしさを出した方が美味しいようです。しかしそれなら焼きそばの方が安いし手軽で好みです…

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結局のところ、我が家では全粒粉パスタをうまく使いこなせそうにありませんでしたが、良い経験になりました。