健康に気を使った食事に切り替えたきっかけは、家族のガタガタの健康診断結果でした
私は、家族の健康診断結果は自分の通信簿だと思っています。
私がフルタイムのサラリーマンだった時代は夜遅くて外食が多く、週5日くらい外食。
もちろんお昼も外食。朝はコンビニかフルーツグラノーラ。
起きるのがギリギリだったのでお弁当なんてほとんど作っていませんでした。
日常的に、こんなのをしょっちゅう食べていたわけです。
そして週末は好きなものを食べたいからと揚げ物や脂っこい食事を作って食べていました。
その頃は食事のバランスを取るのが今よりもっともっと下手で、食卓に野菜が並ぶことも少なかったです。
肉と卵と米と麺ばっかりで、ねぎをおかずに散らしたり、納豆をおかずに出していたら何とかなってると思っていました。
アイスやプリンなどの甘いものも大好きで、ご飯のあとにほぼ毎日食べていました。
しかし、そのような生活を続けていたことにより、
ずーっとオールAだった家人の健康診断結果がガタガタっと悪くなってしまいました。
めちゃくちゃショックでした。
「私が家族の寿命を縮めているんだ」
と、自分を恥じ、責めました。
行きつけのトンカツ屋さんで二人、晩御飯を食べながら
健診結果を眺めていた自分は
「こんな生活変えよう」と強く決意しました。
この健診結果をきっかけに、コレステロールを下げる食事療法の本を何冊か読み、野菜や豆腐、副菜のレシピをよく調べるようになりました。
自分や家人の好物ではないけれど、それなりにおいしくて健康に良いものを食卓に置くように意識するようになりました。
私は豆類が苦手なのですが、おいしく食べられそうなレシピを見つけては挑戦したりもしました。(これは今でもちょっと苦手)
仕事のやり方も変えて、
時間は遅くともなるべく家で一緒にご飯を食べられるようにしました。
家人にも食事の支度を手伝ってもらうようにして、
週5だった外食も、週1、2にまで減らしました。
野菜を意識して、副菜を作る余裕がない時も納豆や冷奴に薬味をたくさん乗せるとか、お味噌汁を具沢山にするなどできる工夫をしました。
あと、二人の大好物の卵も毎日食べないように意識するようにしました。
食べる時も1日半個〜2個に留めるように。
運動は、二人ともジムは続けられない性分なので
よっぽど急ぐ時以外は通勤時に一駅分歩くようにしました。週末は散歩にも行くようになりました。
すると、2年ほどかけてコレステロール以外の数値は元に戻りました。体重も減りました。
オールAに及ばないのは残念ですが、明らかに数値が改善したことで非常に強いやりがいと達成感を覚えました。
最初は義務的に作っていた野菜の副菜も、今では美味しいと感じるようになってきました。いつのまにか野菜が大好きになっていました。
本屋で料理雑誌をみていると、いかに肉料理が多いかに気づきます。みんな好きだからですよね。家族もよろこぶ。
意識していないと私たちは知らないうちにお肉ばかり食べているんだなと、気を遣い始めてからはじめて知りました。
今でも気を抜くと肉料理と卵料理が続いてしまうので、サラリーマンから隠居生活になってからは数日分の献立を仮でリスト化し、バランスが取れているかを見えるようにしています。
と、ここまで「私はこんなにやってます!」とアピール気味に書きましたが、
今でも
からあげとか
とんかつとか
餃子とか
焼肉とか
ラーメンとか
大好きだし、食べます。
我慢するのは辛いです。
外食も楽しいです。
そういうものが食べたいときは次の食事で魚料理や豆料理、野菜料理を中心にするとか、油を使わない料理を中心にするとか、
1日単位あるいは1週間単位でバランスを取るようにしています。
要は、継続可能なレベルでゆるーく、やってます。
最近はお酢を使ったレシピや
発酵食品に興味を持っています。
次の健康診断結果も緊張しますが楽しみです。