台風で家にいることしかできない日には鍋を磨きました
週末の台風、怖かったです。
焦っても仕方がないのに妙にそわそわして落ち着かない。
いつも利用しているネットスーパーも台風上陸の前日時点で臨時休業を発表。
休業前に残っていた受付枠もすぐに埋まってしまい、週末分の食材を確保することができませんでした。
意を決して金曜の朝、早朝から開いている近所のスーパーへ向かったところ
時間が早かったためか食材がまだまだありました。
すごい早足で大量のカップ麺を買っている方々がいましたが、私はいつも通り、数日分の必要なだけの食材を買いました。
ガスがだめになるのか、電気がだめになるのか、水道がだめになるのか分からないので、普段通りの暮らしをしつつ、いざとなったら家にある果物や缶詰やパン、お菓子などそのまま食べられるもので凌ごうという考えです。
さて、家から出られない日だからといって、ただテレビの台風報道を見ていても不安な気持ちが募るばかりです。
だから、必要最低限の災害対策をしてからは
家でできることをやって過ごしました。
台所で、焦げカスがついた中華鍋を無心でこすりつづけました。
夏にこの鍋で麺をゆでたら、麺に焦げカスがついてとても嫌な気持ちになったからです。
ごしごし、しゃかしゃかと、
大きなたわしで磨き続けていると、なんだか気持ちが落ち着いてきました。
中華鍋は油を引いて保管するのが常識のようですが、ベトベトの鍋を放置するのが嫌なので私はしっかり水で洗い空焚きしてスッキリさせています。
用途もほとんど麺をゆでる専門なので問題ありません。
磨き終えた中華鍋でさっそくラーメンをつくったところ、焦げカスもくっつくことがなく、おいしく食べることができました。
温かいものを食べると、心が落ち着く気がしました。