家で食べられるようになったら嬉しいお菓子の1つにシフォンケーキがあります。あっさりしていて色んな味やトッピングを楽しむことができ、朝食にもなる。
中でもなかしましほさんのシフォンケーキはモチモチしていて優しい甘さ。プレーンでそのまま食べても飽きがこないのでお気に入りです。過去に店舗でいただいたことがあるのですが、通販でも購入できるようですね。
購入すれば間違いなくおいしいシフォンが食べられるのはわかっているのですが、やはりお気に入りは自分でも作れるようになれると嬉しい。ということで、前回大失敗しましたが懲りずに挑戦です。
前回の記事はこちら。
前回の課題は
・オーブンの予熱完了が早すぎて、庫内の温度が下がった
・天板を一緒に予熱しなかった
・生地の混ぜ込みが足りなかった
・焼成後素早く冷まさなかった
と盛りだくさんだったので、1つずつ改善しました。SNSで丁寧なアドバイスをいただいたのでその内容も意識しつつ。
・オーブンの予熱完了が早すぎて、庫内の温度が下がった
→我が家のオーブンの予熱は5分ほどで完了するため、作りはじめではなく生地を混ぜ込む段階で予熱開始した。結果、オーブンに入れる直前に予熱を完了させることができた。
・天板を一緒に予熱しなかった
→一緒に予熱した。位置は下段。
・生地の混ぜ込みが足りなかった
→前回は8回位しか混ぜなかったが、今回は20回位混ぜた。
・焼成後素早く冷まさなかった
→すぐに瓶に逆さに刺して冷ました。前回は待ちきれずに1時間で取り出したが今回は2時間ほど冷ました。なお、瓶はこの用途目当てにちょっと良いジュースをスーパーで購入、おいしく飲んで空にしたもの。
また、加えて後からSNSでご指摘いただいた点も意識しました。
・型から外す時パレットナイフで生地を抉っている
→型をなぞってグルッと一周するのでなく、上下にキコキコと動かしながらゆっくり一周した。前回はパレットナイフを使ったが今回はなかしましほさんに倣いペティナイフで取り外した。
そしてできあがったのはこちら。
まだ側面がガタガタしています。よくよく見るとごく細かな金属の破片が1つ2つついていました。どうやら生地を型からナイフで外す際、型に沿うことに意識しすぎて型を削ってしまったのではないかと考えられます。これは流石にいただけませんので、ピッピと取り除きました。力を入れすぎているのか?私にはペティナイフよりも鋭利でないパレットナイフの方が合っているのかもしれません。
そして上面の謎のうずまき模様。最初は不思議に思ったのですがすぐに分かりました。混ぜ加減のイメージが掴めず他のシフォンケーキのレシピを参考に見ていたら「生地を流し込んだ後に大きな気泡を潰すため菜箸でぐるっと混ぜてください」というくだりがあり真似した結果できた跡だと思われます。なかしましほさんのレシピにはない工程だったので、余計なことをしてしまったのかもしれません。
しかし前回よりも膨らみはよく焼き縮みも無し。中に大きな空洞も無し。もちもちして味もよかった。生まれて2回目にしては上々だと甘めに評価。家族からも好評。
ここでちょっと話が逸れますがちょうど先日、シフォンケーキを実際になかしましほさんが作っている様子をテレビ(きょうの料理)で見るチャンスがありました。再放送らしいです。「これはラッキー!」と楽しみにしていたのですが、ちょうど見たかったシーン(生地の混ぜ込み)に入った瞬間、我が家のいたずら盛んな0歳児がテレビの電源を抜いてしまい結局見ることが叶いませんでした。録画しておけばよかった・・・
そこで仕方なく他の動画をYoutubeで探して見たのですが、同じシフォンケーキなのに細部の工程が結構異なるんですね。先ほどのうずまきもそちらに引っ張られて加えてしまった工程。後悔です。
ここ数年でレシピはテキストや写真、動画など色んな形で見ることが叶うようになりましたが、お菓子やパンは断然動画が好きです。経験値が足りないと捏ねたり混ぜたりする加減が、テキストや画像だけだとよく分からないのです。
昔、料理教室でパンや菓子を習ったことも数回ありますが、限られた時間で何人もの生徒と一緒に先生のやり方を見ながら真似たところで飲み込みの悪い私はなかなか身につけることができず。動画は好きなタイミングで何度も見直せるのがいいですね。
シフォンケーキ、もう一歩だと思うんです。
次の課題は
・余計な工程を挟まない
・型から取り出す方法をもう少し研究する
です。
本当は毎日練習したいですが作ると食べるはセットなので、また食べたくなったタイミングで挑戦します。