私は運動が好きではありません。
得意でもありません。
(食べるのは大好き)
小学校のころから走るのが遅く、運動会はいつもぽっちゃり体型の同級生たちと一緒に走らされていました。
球技も苦手で、誰も仲間に入れてくれようとしませんでした。
自治会の球技大会でも下手すぎて友人の親にキレられました。
社会人になって一度無理やり先輩にフットサルチームに入れられましたが、
誘ってきたくせに戦力外だと言われ結局見ているだけになりました。
そんな数々の悲しい経験が自分の運動嫌いに輪をかけて、未だにスポーツが好きになれません。
でも、年齢を重ねるにつれて、体力の低下、やせにくくなっていく自分を
嫌というほど感じます。
また、このままでは筋肉量も順調に低下し、寝たきりということも十分考えられます。
もはや嫌いとか言ってられない危機感を感じます。
死ぬ間際まで家人と楽しく生きたいので、
そろそろ真面目に体力づくりを検討しなければなりません。
実は、同様の危機感を過去に何度も感じ、
その度にジムとかヨガとかピラティスとか最先端のあれこれとかに
入会したり退会したりを繰り返してきました。
特にジムは行かずに数ヶ月放置して何万円もロスしてきました。
本当にもったいなかったな・・・・
結局、好きになれないから続けられないんですよね。
あと、しんどい。
行く準備するのもしんどいし、行くのもしんどいし、運動そのものもしんどい。
あと、家で運動するグッズもたくさん買っては捨ててきました。
アブローラーとか、バランスボールとか、フラフープとか、縄跳びとか。
アブローラーは筋トレ好きの弟にあげたら喜んで使っていました。
そんな自分が体力を作るにはどうしたらいいのか。
考えて考えて考え抜いた末、ひとつの仮説にたどりつきました。
「日常生活で動く習慣をつければ、運動しようとせずとも勝手に動いている状態になっているのでは」と。
普通に何も考えず生活していると
どうしても楽な方を選択してしまうものです。
でも、ほんの少しの心がけを続けることでいつの間にか運動している状態になっていれば儲けものです。
「運動するぞ!」とかかげても運動嫌いにとってはストレスのもと。どうせ続かないし。
それなら、知らない間に動いていました、という方が楽。無料だし。
私がジムで運動しない代わりに日常生活で心がけていることは以下のとおりです。
まあ、ネットとかSNSで言われていることがほとんどなのでオリジナリティはないですが、大事なのは継続的に実践することです。
今は心がけている状態ですが、呼吸や歯磨きと同じレベルで勝手にやってる状態が目標です。
・一駅歩く(片道20分)
最寄駅までは徒歩10分弱だが犬の糞がよく落ちているし車通りも多い。
一駅歩くルートは良い散歩道があるし、特急にも乗れる。
歩幅や速度を変えれば運動強度も好きに調整できる。
・電車で座らない
空いていると条件反射的に座ってしまうが、よく考えるとちょっとくらい立ってても実はそんなに疲れない。
ただ、たまに譲ってくださる方がいるのでその時はありがたく座る。
・エスカレーター、エレベーターがあっても階段を使う
エスカレーターやエレベーターに並ぶことを考えると、登る速度によっては時間の短縮にもなる。
・床掃除、窓拭き、風呂掃除などを積極的に行う
家もきれいになって一石二鳥。達成感がある。
・家族と散歩する
他愛ないことを話しながらいろんな場所にいって歩きまくる。
知らない街の風景やおしゃべりに夢中になって、いつのまにか2時間くらい歩いていることも。楽しいし思い出も作ることができる。
・家で踊る
音楽番組やCM、家で流す音楽に合わせて腕を振ったり足踏み、爪先立ちからのかかと落とし。余裕があればスクワット。
勝手に楽しい気持ちになってくるし、家族も気が向けば一緒に踊ってくれる。
・尿を我慢する(1日1回だけ)
病院で教えてもらった。
用をたす時に、尿道に力をいれて尿を途中で止めてみる。
骨盤底筋が鍛えられて尿失禁を防げるとのこと。
尿を我慢するのはよくないので、尿を止めるのは1日1回が限度だが
尿道のほかに膣や肛門も同様に締めたり緩めたりするといいらしい。
これを続けていてもバキバキの肉体になることはおそらくないでしょう。体重も多分落ちないです。
でも、何もやらないよりマシ。
日常生活を普通に続けていくために最低限できることをやっていきましょう。
最近はジムにいかなくても動画やアプリで筋トレや体操のやり方も見ることができますから、やりたくなったらそういう手段で。
私は好きでないものにお金はかけず、好きなものに投資しようと思います。
ただ、経済評論家の勝間和代さんがおすすめしているオキュラスクエストはやってみたいですけどね・・・!高いんだよなあ・・・