ていねいな暮らし、あきらめました。

丁寧な暮らしに憧れているものの、ちょっと無理。おおざっぱに、しあわせに。

料理研究家ジョーさん。の『ねとめし神レシピ』を参考に数品作ってみました

Twitterで知った料理研究家さんたちのおいしそうなレシピを試すのが楽しくて、なんだかんだ1年以上趣味として続けています。

その中でジョーさん。のレシピがおいしかったこともあり、書籍を購入して数品試してみました。1冊目の著書『ねとめし神レシピ』です。

 

 
今までTwitterで紹介してきたレシピが中心に掲載されています。私の一番のお気に入り「にんじんステーキ」も掲載されていました。ジョーさん。のレシピの良いところはレンジ料理など気軽なものが多いこと、たくさんの材料を使わないところ、インスタント食品を使ったものなどジャンキーな料理が少ないところ、野菜をおいしくたくさん食べられるレシピが多いこと。
 
このようなウェブコンテンツをまとめた類の書籍は「中身をウェブで見ることができるレシピ本をわざわざ買うの?」という話になりますが、情報がまとめられているのはやはり便利なので、すでに試して自分に合うと分かっている料理研究家さんの本はよく買います。書き下ろしもあったりしますし。
 
「自分に合う」というのは味はもちろんなのですが、自分の食卓に馴染むか、応用しやすいか、よく使う食材が自分の好みにマッチしているか、ということも含みます。おいしくても材料が多すぎたり工程が多すぎたり自分の生活圏に登場しないスパイスやハーブなどを多用しているものは避けがちです。(昔はよく買ったものですが、結局眺めるだけになってしまうのです)
ちなみに個人的には最近コンソメが少し苦手なので、多用されている本はあまり読まなくなってしまいました。
 
 
さて、今回作ったジョーさん。のレシピは「アスパラバターまぜごはん」と「漬けまぐろ」です。
 
まずはアスパラバターまぜごはん。特筆すべきはバターの量。ごはん1膳に対しバターを20g使います。コレステロール値が高い家族がいるため飽和脂肪酸を摂りすぎない食事を意識している我が家にとっては鼻血ものです。まあ毎日食べるものではないのでたまには大丈夫でしょう。

f:id:tsumatsumatsuma:20200428143227j:plain

 

レンジでアスパラと調味料をチンしてほかほかごはんと混ぜるだけです。これは濃厚な味わいです。私なら、他のおかず不要。これと具沢山スープだけで満足してしまいます。あまり味が均質でない方が好きなので、次回は調味料の量を減らして混ぜずに上からかけて食べたい。あともうちょっとアスパラの存在感がほしいので、次はもっと大きく切ろうかな。

f:id:tsumatsumatsuma:20200428143223j:plain

 
次に漬けまぐろ。半額のまぐろの刺身が売っていた日にトライしました。(本当は刺身を食べる予定はなかったのですが、こういうものを家族は見つけてしまうのです)

f:id:tsumatsumatsuma:20200428143231j:plain

醤油とみりんを1:1で容器か袋に入れまぐろを漬けるだけ。レシピ本では仕上げに卵黄を乗せていました。真似したかったのですがその日はすでに卵料理を食べてしまっていたので、飽和脂肪酸を気にする我が家は山かけ漬けまぐろ丼にしていただきました。
 
これは定番にしたいレシピ。値下げされた鮮度の少し落ちた刺身って水っぽくて美味しくないものですが、漬けにすると水分が抜けるのかネットリ、見違えます。みりんのアルコールが気になる場合は一度沸かして冷ましてから漬けても良いかもしれません。安い刺身を見つけたらまた試したい。お酒飲まないけどおつまみに良さそうです。
 
献立を何も思いつかないけど簡単に何か食べたいときは、手持ちの料理本をパラパラめくってみるのもいいものです。今回の書籍のように少ない材料で作れるレシピが多い本だと家にあるもので試せる可能性も上がるので、なかなか重宝するものです。