ていねいな暮らし、あきらめました。

丁寧な暮らしに憧れているものの、ちょっと無理。おおざっぱに、しあわせに。

家庭内サマータイム制度を導入しました

酷暑が続く日々。毎日家族に「私たちが子どもの頃はこんな暑くなかったね」なんて言っています。昔は30度に達しただけで「今日は特に暑いなあ」という印象だった気がするのですが。この先環境に適応していけるのか不安です。

 

我が家の家族はみな家事育児、リモートワークと、何かと家にいる時間が長い。

暑い中不要な外出をせずに済む良さはありますが、クーラーとサーキュレーターを1日中稼働することに経済面で少し抵抗があるし、リモートワークで働く家人の部屋に至ってはクーラーがない。人一倍暑さに強いとはいえPCの熱で室温はさらに上昇、キーボードを終日触っていると腕の関節にあせもができてしまう始末。集中できず仕事のパフォーマンスが上がらないと嘆いていました。

 

そこで話し合った結果、思い切って我が家独自の「サマータイム制」を導入しお互いの仕事のパフォーマンスをあげようという話になりました。

 

 

今までは「朝食後、昼食後」に仕事をしていましたが、サマータイムを導入して「朝食前、昼食前」に業務時間をずらすとのこと。そして家事を担当する私も1日の家事は涼しい午前中に終わらせ、暑い午後はみんなでクーラーのあるリビングに集まり涼むこととしました。

(前提として、家人は時間帯に縛られない職種。代わりに土日祝日関係なく毎日仕事をしています)

 

早速家人は子どもと共に19時に就寝。
翌日は夜中2時に起きて仕事を開始。
子どもが起きる6時までと、昼食前の数時間を仕事に充てます。そして暑い午後は仮眠をとったり、子どもと遊んだり、集中せずともできるタスク処理をクーラーのあるリビングで。我が家族ながら、切り替え力のすごさに閉口します。

 

一方家事育児メインの私は、いつもより少しだけ早く起き朝食作り。朝食後は涼しい内に散歩がてらスーパーへ買い出し。家人が仕事に入るタイミングで子どもを見ながら掃除洗濯、昼食と夕食の支度、細々したタスクなど。部屋間の移動が多かったり料理で火を使うと部屋が暑くなりクーラーの効率が下がるので、家事はほとんど午前中に終わらせてクーラーを付けます。

 

昼食後は仮眠を取り、午後はリビングに集合し各々の時間を。夕食、風呂が終わったら家人と子どもは就寝。あとは私がおもちゃや食器の片付けをしたり、翌日の仕込みを。最後に1人のフリータイム、就寝。

 

まだサマータイムを導入して数日しか経っていませんが、家人も私も涼しい時間帯にタスクを集中して終わらせることで生活にメリハリが出てきました。
家族みんなで出かける早朝の散歩は人が少なく空気が澄んでおり、遠出できずとも楽しいものです。子どもと向き合う時間と余裕も増えました。

また、これは想定外の恩恵でしたが育児を開始して長らく持てなかった「1人の時間」を夜に確保できるようになりました。これがすごく良い。

 

将来、家人のリモートワーク制が終わったり、私が業務時間帯固定のサラリーマンに戻る場合、このような時間のコントロールはまた難しくなってくるでしょう。まあその時はその時です。その時々の状況に合わせた最適な過ごし方を模索していきたいところです。

 

写真はレモンの冷製ラーメン。スーパーのチルドです。暑すぎて冷たい麺の登場率がぐんぐん伸びています。

f:id:tsumatsumatsuma:20200815222926j:image